Check Engine

 先週、突如車の警告ランプがつき始めました。"Check Engine"ランプがついたんですが、走っていても特に異常は感じません。でも突然車がエンコしたら困るので、仕方なくカーメンテナンスに電話して予約を取りました。
 昨日の朝、ちょっと見てもらうつもりで、3,4キロはなれたところにある修理工場まで行ってきました。8時に予約だったので、多分1時間くらいで終わるだろうと勝手に見込んでいきました。修理が終わるのを待ってそれから仕事に行こうなんて思っていったんですが、受付するやいなや作業には1日かかるから車を置いて行けとのこと。そんなの聞いていないよ!と思いながら仕方なく車を置いて帰りましたよ。歩いて。そういえばこんな長距離を歩いたのはアメリカに来てから初めてだったかもしれません。
 大抵車を修理に出すと、日中に電話があります。どんな症状か、どれくらい追加でお金がかかりそうかなど説明してくれるもので、その電話で客が追加の修理へのゴーサインをだすようになっています。その電話が午後3時になってもかかってきません。
 仕方がないからこっちから問い合わせの電話をすると、"忙しくてまだやっていない"と。なんじゃそら、と思いながら辛抱強く待ちます。
 2度目の問い合わせの後、午後4時になってようやく電話があって、どうやら酸素センサーが壊れているとのこと。"Check Engine"ランプがついている場合、エンジンのどこかに不具合がある警告なのですが、色々な故障の可能性があるそうです。どこの部分が壊れているのかは、車地震に搭載されているコンピュータに記録されているんだそうです。
 このケースでは、その記録を読み取れば、どこを直せばいいのか分るのだそうです。つまり、検査の作業としては、ただ車のコンピュータに端末をつなげればいいのです。そんなの10分もあればできるんじゃないのか?と思いながら電話で説明を聞きます。
 酸素センサーはエンジン内部で噴射する酸素の量を調整するためのものらしく、交換すると330ドル、センサー周囲の洗浄で99ドル、そして警告ランプの原因を検査するので工賃が94ドルと総額500ドルが越えるとのこと。この値段が妥当なのかどうかはさっぱり分りませんが、仕方がないので、ゴーサインを出すことに。
 すると、"今日はもう店じまいだから、明日やります。終わったら電話するから、よろしく"だって。その日の朝8時に車を置いていったのに、検査に1日、修理に1日ってどういうことよ。しかも検査も午後3時まで、手もつけなかったくせに。つくづく客を舐めとる、と思いながらも行ったりきたりするのが面倒なのでそうすることに。
 様子を聞くと、その日は作業ができる修理工が一人しかいないんだとか。だからか。だったら請ける仕事量を減らせよ!と思いながら、あきらめて待つことにしました。