ついでに中国人の話3

 昨日のパーティーで、一人だけ中国人の女性がいたんですが、話を始めたら開口一番に尖閣諸島の話をされました。かなり積極的に。これがとても面倒くさく、不快でした。

 何で日本はあの島を盗ろうとしているのか、日本の政党のうち一つだけが右よりなんでしょ?(どの政党??)。あなたはあの島のことをどう思うのか?などなど。なんでこんなところで中国人相手にそんな話をしなくちゃいけないのかと戸惑いながら、”この場で政治の話をするのは、あんまりいいとは思わないからやめない?”と提案するも、さらに積極的にしつこく聞かれました。まじめに答えようと思ったら、いろいろ反論は出来るけど泥沼にはまるのは目に見えています。

これは個人的な印象だけれど、こちらにきてから時々こういうことを不躾に聞いてくる中国人がいるんだけど、あまり男性から聞かれたことってないんですよね。聞いてくるのはなぜか女性。まあ、男性の中国人から聞かれたらさらに話のかみ合わない会話になるのかもしれないけど、男性同士だと面倒くさい話は避けようとする傾向があるのかもしれない。

結局、一緒に会話の輪に入っていたフランス人が、”そんなの俺にはどうでもいいよ”の一言を言ってくれてなんとなく政治の話は終わりになりました。軽い感じのフランス人は面白い。しかも酒が入っていますから、なおのことです。

 しかし、中国人、大学院で留学をしてきている人ほどのインテリでも、こんな感じなのかとガッカリしました。別に自国独自の主張を持つのはいいんだけど、そんなこと個人にぶつけてどうするのって感じです。ともすればけんかを売ることにもなりかねないのに、どうも相手の立場を考えなさ過ぎる。勘弁してくれという感じです。個人の中国人から尖閣諸島の領有権を主張された初めてのケースでした。