見方を変えると

　確かにそうともいえるけれど、しばらく悪政がつづくとその反動で逆の立場の政権が出来上がるけれど、首相がころころ変わることで小刻みに訳の分らないガス抜きが続く所為で、国民が政治に対して関心がなくなるような気もします。選択肢がないよりはいいけれど、首相が変わったところで政権政党は変わらないので、結局衆議院選の解散までは同じ政府で我慢するしかないのは同じなんですよね。

日本人「日本政治は世界一ダメだ。総理がコロコロ変わって、だらしない」

中国人「投票できるだけましでしょう。われわれは政治家もトップも選べない。指導者層の批判なんて絶対できない」

アメリカ人「われわれは選べるけど、間違ったリーダーを選んだら4年間替えられない。この激動の時代にだよ」

韓国人「4年か。うちは5年間替えられないんだ。つい最近そのためにひどいことになった」

シンガポール人「うちはリークワンユーが建国以来31年間もやってたよ。結果はよかったけど、絶対批判できない」

アメリカ人「エジプトはムバラクが30年。いいリーダーが見つかるまでダメなリーダーを替え続けられるのは、“激動の時代”に悪くないんじゃないの？」

“自虐”日本に驚く世界のエリートたち（http://diamond.jp/articles/-/11265）