バカバカしくて笑えもしない

 泥を塗った塗られたレベルで起こったこの茶番劇には、バカバカしくて笑う気さえ起きません。一連の騒動は突っ込みどころ満載過ぎます。自分達のことしか考えない連中が政治家をやっていることに怒りを覚えます。こういう派閥の領袖連中をのさばらせているのも、有権者の責任ですから、次の選挙ではとっとと退場してもらうようしてほしいもんです。
 ハトヤマ元首相にしても、森元首相にしても、なんで日本の元首相は現役首相のうちはろくな仕事をしないですぐやめるくせに、元首相の肩書きになってから大物ぶって政局をいじろうとするのか理解できません。不信任を出したい相手は首相ではなく、騒動を起こしている派閥の領袖達なんですけどね。自分の顔に泥を塗られたとか言っている前に、被災地に言って泥をすくってきてほしいもんです。

早期退陣否定に石原氏「あきれて物が言えない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110602-OYT1T00921.htm?from=hochi

 自民、公明など野党各党が狙った菅政権打倒、そして民主党分裂に向けた内閣不信任決議案の可決は2日、不発に終わった。民主党小沢一郎元代表との連携を模索し、不信任案の早期提出を主張した自民党のベテラン議員らは肩すかしを食らい、政権奪還へのシナリオは誤算となった。
 昼のあいまいな退陣示唆に続き、菅首相が2日夜、記者会見で早期退陣を否定すると、自民党の石原幹事長は「あきれて物が言えない。民主党の自浄能力が問われる」と記者団に憤りをぶちまけた。谷垣総裁も否決の直後、「茶番にすぎない」と首相を酷評していたが、懸念は早くも現実となった。
 連携が誤算となり、怒りが収まらないのが、自民党の派閥領袖やベテラン議員らだ。伊吹文明元幹事長は記者団に「この醜態を見れば、国民が不信任を突きつけるべきだ」とぶちまけた。
 伊吹氏や森元首相らは、小沢元代表の周辺や鳩山前首相と接触を重ね、4月中旬以降、谷垣氏に「不信任可決に必要な数がそろっている」との見通しを繰り返し伝えた。
 こうした長老議員の間では、不信任案が可決されれば小沢元代表らとの連携も視野に政権を奪還する、というシナリオも検討されたが、あては外れた。ある派閥領袖は、「何もかもぶちこわしだ。こっちの顔にも泥を塗られた。小沢氏も怒っているだろう」と吐き捨てた。