車検と修理

 先週、車を車検に出してきました。この州では年に1度の車検が義務付けられています。車検のほかに修理箇所も見てもらいました。冬くらいからやたらハンドルが硬くなっていて、特に低速で車を動かしているときには、ほとんどパワーステアリングが効かないような状態でした。Goodyearというタイヤやさんのメンテナンス工場を使っているんですが、そこに車を持っていくと、結局原因はステアリングベルトが緩んでいるのが原因だと分りました。緩んだベルトが歯車にかまないような低速で動かしているときにはパワーステアリングが効かず、一定以上の速度を出すと動力が伝わるような状態になっていたようです。ステアリングベルトの交換に工賃込みで130ドルかかって、返ってきました。これで、仮免運転中のTmも力を使わずにタイヤを動かせるようになりました。その他は特に問題なく、良好で、無事車検もパスすることができました。
 ちなみに、アメリカで車を修理に出すときは店をよく吟味しなくてはいけません。車社会の国ですから、修理工場も多く、熾烈な商売合戦に勝ち抜くために、ずるをする修理工場も多いようです。正常に動く部分を壊れているかのように偽ってお金をとったり、きちんと直さずにいたりすることもあるようです。Tkは今のところそういう被害にはあっていませんが、注意は必要です。あとは代車というシステムはないようです。どの人も車を持ち込むときに、誰かについてきてもらって車を置いて行き、受け取りも誰かの車で一緒に来て、店に落としてもらって、乗って帰るようです。この国で代車なんて用意していたら、台数が何台あっても足りませんし、トラブルの元になるのでしょう。