救援物資に2-5歳児のオムツはあるのか?

 地震があった地域で被災されている方に、心からお見舞い申し上げます。被災されている方々の日々の生活を思うと、やり切れません。避難所で生活している人はもちろん、避難所に入れない方もいるというニュースも拝見しました。

東日本大震災 避難所に入りきれず肩寄せ合い自活…石巻
 東日本大震災津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市小渕浜地区では、住民ら約500人が学校など公的施設の避難所に入れず、狭くて寒い工場やガレージに数十人ずつ肩を寄せ合って暮らしている。漁師町の絆で助け合い耐えしのいでいるが、地区は事実上の孤立状態で支援の手がほとんど届かない。震災から1週間が過ぎたが「原始時代のような生活」が続いている。【大場弘行、比嘉洋】(毎日新聞)

 原始時代のような生活だとか。集団生活の中で、かつ水、食料、電気がままならない中で生活するのは大変だと思います。中には子供もいるでしょう。

 救援物資の中には、乳児用のオムツは沢山あるでしょうが、2-5歳の子供たちには支給されるのでしょうか。オムツと言うと、大体使用年齢が0-2歳までで、それ以降は普通の生活ではトイレットトレーニングがうまく行けば布パンツの生活になる年齢です。しかし、被災地では事情が違うはずです。

 我が家には3歳児の子供がいますが、毎朝おねしょの洗濯でTmは朝は大忙しです。日によってはおねしょをしない日もありますが、多くの場合はしてしまいます。沢山おねしょをしてしまった朝は、パジャマや布団のにおいもきついことがあります。うちの場合はトレーニングとしてオムツは履かせず、少し厚手のパンツをはかせて寝かせています。オシッコに気づく習慣を付けさせるためです。

 被災地ではおねしょをすれば、布団もオシッコまみれになるし、服もぬれます。出来ればオムツがあればいいのでしょうが、恐らく手に入らないでしょうから、2-5歳児のいる家族は大変だと思います。この年齢の子供たちはおしっこをする量も多くなりますし、必然的にオシッコのにおいもきつくなります。それが集団生活の中で過ごしているとなれば周りの人にも影響が出ることもあるかもしれません。はじめは良くとも、日が経つにつれて強烈なにおいには耐えられなくなるでしょう。小さな子供がいる家族は、その点見逃されがちですが、配給する物資の配慮もしてほしいと思います。