Jビザの更新 失敗談 I-94について
なぜか私たちはトロントのアメリカ領事館での面接の際、I-94をとられてしまいました。I-94は、アメリカに入国した際に提出する書類で、その半券がパスポートにホッチキスで留められます。この書類はアメリカ出国の際に入国管理局で返却する必要があり、それをしないと、書類上アメリカを出国しなかったことになります。
もし滞在可能な期間(観光なら3ヶ月)を越えてもI-94が返却されない場合、書類上、不法滞在になるようです。また、I-94がパスポートに留められていないまま滞在するのも違法なのだそうです。
私たちのケースでは、I-94が領事館で取られてしまい、さらにアメリカに再入国する際にも入国の手続きでI-94については何も言及されず、書類も渡されないまま陸路入ってしまったので、書類上不備が生じています。
ISOに相談したところ、I-94を取得しなくてはならないようです。
これに気づいたのは情けないことに家に戻ってからなのですが、もう仕方がありません。ビザが発行されたこと、無事に再入国されることで安心してしまったのかもしれません。
恐らくI-94の発行を再入国の際にこちらから言わなくてはならなかったのでしょう。トロントのアメリカ領事館では何の説明もなくI-94を取られ、再発行されることもなく、US再入国の際もそれについて何も言及がなかったので、気づかないままでした。
Immigrantのオフィサーは、その場その場で必要な書類さえあれば必要以上のことは言ってくれないことがよく分りました。誰も、信用できない、システムを理解していないと損をするのは自分。それが身に染みてわかった旅でした。
その後どうなったのかは、解決してから記述することにします。