アメリカらしい

 Disability Awareness Dayというイベントの一環で、Boston Red Soxの試合前、自閉症の青年が国歌斉唱をするのですが、途中で緊張のあまり歌えなくなってしまいます。その後の観客の人たちの行動が、アメリカらしいと嬉しくなってしまいます。

 どの国でもある程度そうなんですが、この国には本当に多種多様の人が住んでいて、その人の容姿、文化背景、教育、経済的背景も自分と同じ人に出会うことよりも、そうでない人と合うことのほうが多く、全く違う考えや背景をもつ人との出会いがが日常的にあります。人と違うことを普通に感じられて、人と違うことに違和感を覚えずに済むところがこの国のいいところだと思います。全然違う人たちが坩堝のように集って国を作ると、こういうことも普通に起こりうるんだと、生活していると段々とわかってきます。
 自分の国でも、こういうことがあると本当に嬉しいんですが。大阪ならありうる気がします。こういう出来事が、普通に起こりうるとすれば、それは誇りにしていいことだと感じます。