育児雑感

 二人目の子供が生まれて、育児に忙しくなったかと言えば、実はほとんどTmがやってくれているから、Tkはそれほど貢献していません。Shunが夜鳴きもしない、ぐずりもしないHappybabyだからというのも大きいのだけれど、Tkがすることといえば、時々オムツを変えたり、お風呂に入れたりする程度です。Yuのときはもっと忙しいかったような気がするのは、未熟児だったのと、一人目だったから親のほうも慣れていなかったからなのかもしれません。

 それでも、多分日本の育児をやらないお父さんたちよりは育児をする時間があるのは、住んでる国も違えば、ライフスタイルも違うからなのでしょう。基本的に家には晩御飯前に帰るようにしているし。
 
 何より親も親戚もいない異国では自分たちですべてやるわけですから、父親が子供の面倒を見るのは必然ともいえます。日本では育児に参加する父親をイクメンという訳の分からない単語で呼称しているようですが、なんでわざわざそういう単語を作って使わなければいけないのか逆に不思議です。

 多分日本だとそういう単語を普及させなければ父親が育児にかかわりにくい環境にあるのかもしれません。基本的に育児は母親がするものという先入観があるんでしょうね。まあ文化的背景からして分からなくはないけど。私だって、そういう環境にいれば多分同じような感じになったでしょう。

 今の生活に来てもう慣れてしまっているので特別だと思わなくなったのですが、こちらではどこに行っても基本的にオムツ交換台が男子便所にあります。レストランや、ちょっとしたお店なら(バーがあるレストランでも!)オムツ交換台を見ることができます。大体7割くらいの確率で見かけます。それだけ需要があるのでしょうし、外に行ったときくらい女性だってリラックスしたい、という思いと、おむつ交換くらいで普通の感覚になっているのかもしれません。

 日本って子育てをするには制約が多いと常々感じます。多分日本にいたら当たり前でなんとも思わないようなことも、外に出ると実は結構厳しいルールなんだと気づかされることは多々あります。日本のいいところもあるんですが、妙なところも結構あるはずです。