Bob稽古 

 日曜日は隣町から指導員のBobが来る日でした。最近のBobの稽古は、一つ一つの技を時間をかけてやる、というよりも動きの流れを絶やさず、一旦崩した相手とのつながりをコントロールしたまま動き続けることに重点がおかれています。合気道の稽古は一つ一つ技をかけてはやめて、かけてはやめて、というパターンが多いのですが、ある程度以上稽古すると、動きの流れを連続的にする稽古が必要になります。動きながらかつ相手を制するというのはできそうでなかなか難しいものです。日曜日の稽古にはハンガリーから留学して来ているバレントも参加。バレントはハンガリーで1級までとったそうで、この夏に帰国したら今度は初段の審査が控えているとか。Bobもバレントを鍛えようと手取り足取り稽古をつけていました。稽古が終わった後は、みんなでカフェに行って談笑。Bobの合気道の稽古史を聞いたり、バレントの母国の話を聞いたりして楽しく過ごしました。バレントが母国で稽古をしている道場は、日本の小林保雄師範が指導する道場だそうで、その話から日本人師範の名前が何人かでました。その中には知った名前もちらほら。日本から海外指導に来る師範の話は、どんな技をするか、どんなところがすごいか、など色々話題になります。こういうときは、合気道はやっぱり日本発祥の武道だけあって指導者の層が厚いことを改めて感じます。