親父の趣味

 記憶を辿ると、私自身がまだ小さい頃(いつ頃かは忘れましたが)は紙とはさみとセロテープさえ与えられていれば黙々と遊んでいた記憶があります。何を作っていたのかはさっぱり覚えていませんが、ともかく鋏、それも母が使っていた洋裁用のでっかい鋏で紙をチョキチョキ切って、セロテープでくっつけて形を作っていたのを覚えています。そんなことで遊んでいたことはすっかり忘れていましたが、最近同じようなことをやっています。息子のYuにおもちゃを作るために、Tmが捨てずに保管しておいてくれている牛乳パックを鋏で切っていくつか作ってます。一つは前に写真に載せた鬼のお面。立体的にお面を作るために折り目をあちこちに付けて形作りました。あまり日本の典型的なお面にはなりませんでしたが、迫力だけは出ました。

色を塗る前のお面。とりあえず形だけは鬼っぽく。

マーカーで色を塗った後。横から見ると鼻もちゃんと出っ張ってるのがわかると思います。

去年のクリスマスに合気道のクラブメイトのTomファミリーからもらった絵本にTruckというのがあるんですが、その本をYuがいたく気に入っています。あまりに読んでとせがむので、それほど好きならと、日本のレストランのおまけでもらったトラックのおもちゃに、手頃な箱を被せて同じようなトラックの実物(おもちゃだけど)を作ってみました。

一番最近の作品は、思いつきで作った鳥です。Yuは空を飛んでいる鳥を見ると"パタパタ"と言って教えてくれるので、部屋の中に鳥が飛んでいたら楽しかろうと思って作ってみました。輪ゴムで鳥が天井からつり下げられていて、羽が稼働するので、適当に引っ張って離すとビヨーンと1、2回羽ばたくようになっています。ちなみにこれを作ったのは今さっきで、明日Yuがどんな反応をするのか楽しみです。