再開と再会

 この週末は久々のBobの稽古。隣町から教えに来てくれるBobは大柄だけど力に頼らない、力の流れを感じながらの合気道をします。受けをすると気持ちよく飛べるので、今回も飛んできました。稽古を再開してからしばらくたつので、それほど体にもこたえません。
 練習中、どこかで見たことがある見学者が道場入り口で座ってじっと稽古を観察しているのを意識していたのですが、水分補給に彼の前を通りかかったら声を掛けられて、誰だかわかりました。以前一度だけ会ったことがある合気道内弟子経験者のCR。私が合気道の稽古を再開したのを聞いて、見学に来たようです。怪我が治ったら彼も道場に練習に来るようなことを言っていたので、楽しみです。彼ほど経験のある人が稽古に着てくれたら、もっと楽しいだろうと期待しています。
 アメリカには合気道道場は結構ありますが、国土が広い分、密度はそれほど高くなく、ある町に住んでいても一つか二つ、場合によっては自分の流派の道場がない場合もあります。あったとしても経験豊かな合気道家は日本で出会うほど多くなく、これぞという稽古相手に出会うためには自分で遠くまで出向かなければならなりません。そういう点では、今ある環境を大事にして、偶然の出会いを繋いでいくことが大切だと思っています。