クラウンが... 2
先週末クラウンの直ぐそばの歯茎が腫れてしまったのですが、その後歯医者に行ってみました。どうやら歯根が感染していたようです。それで歯根の当たりに膿が溜まっていたのが、骨を溶かして一気に歯茎の層まで出てきたので歯茎が腫れて膿が出たようです。
どうやら、この症状は「歯根嚢胞」というようです。神経をとった後の空間にばい菌が入って感染し、膿んでしまうようです。これを治療するためには、二つのプロセスが必要です。一つ目は、歯茎を切開して歯根の所に溜まっている膿を除去、掃除をします。どうせ骨は溶かされてしまっているので、歯根のところまで見えるはずです。骨が解けてしまった部分は、ボーンバンクから取り寄せた人骨で補填をするそうです。だから私の顎には、誰か知らない人の骨の一部がはめられることになります。それで、歯茎をもとにもどして出来上がり。二つ目は、神経を除去した骨の内側の掃除。クラウンがはめてある歯を、クラウンごとドリルで穴を開けて、神経のあったところを一番下まで掘り進めます。歯の内側にあるであろう膿やゴミを除去して、またそのトンネルを埋めておしまい。
歯の根の奥に膿が溜まる病気「歯根嚢胞」
http://allabout.co.jp/gm/gc/301786/
面白いのは、今治療を受けている歯科医は、歯肉の専門家で、歯の外側の処置をするのですが、歯の内側、神経があったところの空洞の掃除に関しては別な専門家が治療をするんだとか。その為、治療プロセス1が終わったら、また別な歯医者にいって、プロセス2の治療を受ける必要があります。
ちなみに、その費用の高さといったら、目がくらむようです。丁寧に時間を掛けて説明してくれるのですが、アメリカの医療保険システムには毎度悩まされます。かといって他に選択肢もないので、結局払わなくてはならないんですが。
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