はだしのゲンから変わっていない

地震原発による結婚の破談
http://ameblo.jp/dapanda45/entry-10861335101.html

しかしながらお二人の結婚式は中止になりました。
そして結婚も破談となりました。
その理由は花嫁が新郎のお母様から言われたある言葉でした。
放射能の影響で元気な子供が生まれなかったらどうするの?」

花嫁さんは唖然としながら呆然と聞くことしか出来なかったそうです。
でもお義母さまはかなりの本音だったのだとか。
....

お義父さんとお義母さんは言葉を聞いて笑顔になったそうです。
おそらく、破談申し入れではなくて交渉にきたのだと思っていたみたいです。
そして隣にいた新郎も破談申し入れに安堵の表情になったのだそうです。
....

 千葉の船橋の一件にしても、川崎の福島のゴミ焼却拒否の抗議の話にしても、なんか日本って「はだしののゲン」のころから変わっていないんだなーと思うと凹みます。日本の科学教育のレベルは高いはずなのに、どうしてこれと同じことが起こるのでしょうね。なぜか漠然と考えると、学校では色んな知識は教えていても、その応用の仕方は教えないし、子供に考えるような形態の授業はほぼ全く無い。たぶんこれは小中学校だけでなく、高校、大学でもそうです。一番自分で考えること、他の人と話をすることが必要なTeenの時代に、自分から発信するような機会がすくない。あとは、全体的に差別や偏見について考える機会が日常に無いように思います。それだけ日本では自分と違う人に対して心無い言葉をかけることに対して鈍感だし、その言葉がどういう意味を持つのか深く考えようとしない気がします。だから根拠もなく傷つけるような言葉を吐いたとしても、社会全体としておおらかです。日本では年上を立てる社会習慣がありますが、周りから気を使われる年上の人が、そもそも鈍感なことが多いことも大きな要因だと思います。