子供に学ぶ

 Tkは数週間前から、合気道の子供クラスに参加し始めました。この道場では日曜日は10時から子供クラス、11時から大人クラスをやっていて、毎週日曜日はTkが稽古をリードしています。どうせ日曜日はTkが大人クラスをもっている日なので、早めに行って子供クラスにも参加したら?というTmの提案をありがたく受け取って、子供と稽古をしています。普段は道場長のVicが子供クラスを1人でやっていますが、Tkがアシスタントで入る感じです。
 気楽な感じでやっているのですが、子供の稽古、結構面白い。まず運動量が違います。小さな子供たちですから、走る走る。技が終わって”Line Up!" の掛け声でダッシュして1列に並びます。大人クラスでは筋トレはやりませんが、子供クラスはちょっと動きが遅いと、雰囲気を盛り上げる意味もあって腹筋(Sit Up)、腕立て(Push Up)、ジャンピングスクワット(Star Jump)をやらせます。といっても3回づつくらい、連続してやらせるので、筋トレ自体よりも、腹筋から腕立てへ、腕立てからジャンピングスクワットへとめまぐるしく動くのが大変。子供はよく動きます。
 小さな子供といっても真剣そのもの。あたりまえですが。技も受身も上手な子は多分、へたな大人クラスよりも大分上手です。何よりも、教えられたとおりにこなすので、礼儀作法もきちっとしています。組む前にキチンとお辞儀(Bow)をします。むしろTkのほうがいい加減にやろうとして、あわててお辞儀をする始末です。
 そんなわけで、子供クラスに指導のアシストをしに行くのではなく、むしろ子供に学びに行くこのごろです。