一難去って、また一難

 8月末に引っ越してきたアパート、以前にも書いたのですがタウンハウスで隣とは壁一枚隔てて住んでいます。そしてこのアパートの壁が薄いことといったらありません。寝室が隣の住民の隣り合わせなせいか、いびきが聞こえます。お隣さんが歩くと、足音がまるで我が家で誰かが歩いているかのように聞こえますし、テレビをつけているとその音も聞こえます。
 このお隣さん、インド人らしいのですが同じインド人の友達が毎週集まってパーティーをします。これが深夜10時くらいから始まって夜の2時まで続くのでたまったものではありません。
 留学生が多く住んでいるアパートにいると、いろんな国や人種に出会いますが、インド人のソサエティーはちょっと独特です。彼らは人数も多いせいかよく集まります。パーティーも多いし、あつまってスポーツをしていたりします。アパートの敷地にあるバレーボールコートで遊んでいてる人たちがみんなインド人だったってこともよくあります。インドは以前イギリスの植民地でしたので、イギリスの文化を受け継いでいて、クリケットが盛んです。インド人のクリケット熱はすごいものがあって、どこであろうとかまうことなくクリケットに熱中して遊びます。子どもの遊具がある場所であろうと、人のアパートの玄関先であろうとクリケットを始めたら周りが目に入りません。ともかくとても仲がいいようで、つながりも密接です。
 もう一つはインディアンタイムはとても遅い。食事が始まるのも8-9時ですし、寝るのも遅い様子。こういう生活のリズムの違いは、隣の住民にも影響しうることが最近分りました。なにごとも遅い時間にはじめるので、パーティーも遅い時間からはじめるようですし、終わるのも必然的に1時-2時。TkもTmももちろんYuも眠りについている時間です。パーティーが終わったと思ったら、映画を大音響で観始めたり、そして最後はいびき。まあいびきはしょうがないけれど。
 引っ越してきて、昨日までで2回は静かにしてくれるように頼みに行きました。12時過ぎても10人くらいでワイワイとパーティーで盛り上がっているので、Tkが苦情を言いに行くわけです。
 壁が薄いアパートは結構大変です。施工主のバカ!