ダメなものはダメ

 アパートに最近よく遊びに外に出てくる家族がいるんですが、大抵おばあちゃんと4-5歳くらいの男の子の二人で遊んでいます。遊んでいるというよりは子供におばあちゃんが振り回されているという感じ。どうもキムチな国から来た人のようなのですが、ともかくやんちゃな男の子はおばあちゃんの言うことは聞きません。
 そのためか数日前にはその男の子、1日に3回くらい車に轢かれかかっていました。それもそのうち2回は大学のセキュリティーサービスの車に。ゆっくり警戒しながら走る、大学のパトロールカーの目の前に飛び出していました。おばあちゃん、孫を捕まえようと追いかけるんですが、ちっとも追いつきません。どうも舐められている様子。もしくは孫の世話にあまり気持ちが入っていないような感じでもあります。周囲が比較的安全で広い敷地なので安心してしまっているのかもしれません。お父さんといる時はその男の子は比較的落ち着いていましたが、お母さんといるときには同じような感じです。
 留学生が多いこのアパートに住む若い夫婦は、子供ができると半年近くどちらかのおばあちゃんが世話をしに来るケースが多いのですが、折角孫といるんだったら、メリハリのある、いい関係を築けばいいのに...と見ていて思ってしまいました。だめなものはだめってことを大人が教えられないと、最悪の場合、命に関わるんだと思います。叱る時は叱る、泣こうが喚こうがダメなものはダメってどこかで気づかせることも、子供の命を守るためには必要ですね。