"フルー"感覚の違い2(いくらなんでも)

 日本とアメリカでは豚インフルエンザに対する感覚が違う、という話を昨日書きましたが、京大の柳田先生のブログによると、日本の大学が最近発令した方針は"いくらなんでも"と思うような内容でした。京大は発生の疑いがある国への渡航は延期自粛を求めていて、渡航した場合帰国後1週間自宅待機、就業禁止との方針のようですし、東工大では、渡航自体が原則禁止されて、既に渡航してしまっている人でも帰国後は1週間自宅謹慎なんだとか。トップダウン的に大学の総長レベルからでている方針なんだそうです。
 いくらなんでもこんなことされてしまったら仕事にならないでしょうね。この影響で今年アメリカやヨーロッパである学会に参加する日本人は激減するのでしょう。大学の当局が、大学にとって安全な方針を選んだようも受け取れる方針です。

新型インフルエンザに対する京大の方針、 : 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ
藤沢秀行氏の死去、東工大での圧政、 : 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ