歯医者再び

 Tkの奥歯の詰め物にギャップができていたのですが、それがここ1ヶ月ほど大きくなっている気がして気になっていたので、ついに歯医者に行ってきました。
 日本に一時帰国していたときにほとんどの虫歯を治してきたのですが、これだけは手をつけずにいました。さていくらかかったかというと、170ドル。詰め物をやりかえるだけで。。。。
 アメリカでは日本と違って金属製の詰め物は使わないそうです。だから銀色の詰め物だらけの歯を見せると、興味深そうに観察されます。詰め物に使われているのは何の金属かな?、とかそんな話を看護婦としながら。アメリカの歯医者さんは”1面”削るといくらという勘定がなされるので、大きい詰め物だと一つの歯の治療であっても”4面”という扱いになります。1面50ドルくらいだとすると4面で200ドル。多少は健康保険がカバーしてくれますが、それでも結構かかります。
 日本の歯医者さんで金属製の詰め物を作るときは、型を取ってそれをどこかに送り、1,2週間後に届いた詰め物を歯にあわせてゆく、というプロセスを踏みますが、金属を使わないアメリカでは1日で終わってしまいます。
 まず、詰め物をする歯の4面を薄い金属でくるむようにして土手を作ります。次に消毒した歯に土手となるパテを塗って、その上にデンタルセメントを流し込みます。そこに青色の光を照射してセメントを急速に固めて、土手を取り去ります。その後でドリルで形を整えて出来上がり。全部で30分もかからないで終わりました。初めに麻酔をされたのでその後1時間くらいは口の4分の1の感覚がありませんが、とりあえず、懸案は解決。あとは支払いだけです。