パスポート申請

 今度の帰国のためにこちらで産まれた息子のパスポートを申請することにしました。ここはNY州の中でも遠隔地に相当するので、領事館までは飛行機でいかなくてはなりません。領事館のページを見ると、遠隔地域の住人は領事館に申請書類を郵送で提出することは出来るが、受け取りは領事館に本人が直接取りにいかなくてはならないとあります。これは面倒くさい。パスポートを受け取りに行くだけのために飛行機に乗っていくのはちょっとしんどいなと思っていたところ、一日領事館というサービスがあることを知りました。まるで一日駅長みたいな名前ですが、要するに出張領事館という意味。NYCityにしかない領事館の領事館員の方がわざわざ地方まで出張してきてくれるというもの。これは助かります。一日領事館の2週間前までに書類が領事館に郵送されていれば、受け取りだけは最寄の1日領事館で出来るというもの。ところがこれに気づいたのが、ちょうど開催日の2週間前。これはちょっとまずい。なぜかというと、申請書類というのは領事館にあるわけで、まず申請書類を取り寄せて、それを郵送するという手順を踏まなくてはならないからです。それには時間がかかり、とても間に合わない。しかも申請書類を取り寄せるための返信用封筒を郵送するところから始めなくてはなりません。

つまり

ステップ1 申請者 → 領事館 返信用封筒郵送
ステップ2 申請者 ← 領事館 申請書類送付
ステップ3 申請者 → 領事館 申請書類郵送
ステップ4 申請者がNYの領事館に出向き、受け取り
          or
      一日領事館で受け取り

 ステップ3までを一日領事館の2週間前までに済ませておかなくてはならないので、時既に遅しと思ったのですが、念のため領事館に問い合わせてみると早めに書類を用意してくれれば一日領事館の日に渡せるように(保障はできないが)何とかがんばってくれるとの応対。とてもいい感じの領事館員が対応してくださいました。ステップ1−3までをエクスプレスメール(各12ドル)を使って書類のやり取りをして、ぎりぎりで間に合いそうな感じです。今の時期、領事館の方は担当地域の色々な場所へ一日領事館で出張されるそうですから、とても忙しいとのこと。多忙な中こんな在留者のために骨を折ってくださり、感謝感謝。

赤ちゃんの場合、昔は確か母親と一緒のパスポートだったような気がしますが、今は0歳児であっても自分のパスポートを申請しなくてはいけないんですね。当然写真も撮りました。赤ちゃんの写真を撮るのって難しいですが、思ったよりもうまく取れて、ちゃんとした証明写真っぽく写せました。さて、どんなパスポートになっているでしょうね。