驟り雨

 今読んでいるのは日本から送ってもらった藤沢周平の「驟り雨(はしりあめ)」。歴史モノなのですが、彼の作品は他によく見る戦国時代の。。。幕末の。。。有名な人や物語ではなく、ごく普通の日常を切り取ったような小説が多いようです。確かに映画化された「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」もどこにも有名武将は出てこないし、時代背景さえ変えれば現代小説としても構成できそうな内容が多いように思います。