Flu shot (Influenza Vaccine)

 今日は定期健診の日でした。ドクターのオフィスまで行って、検診を受けました。主治医の先生は気さくで陽気なキューバ出身のG先生。寒いロチェスターに、キューバの太陽をイメージさせるようないい雰囲気の先生です。女医ということもあって、特にTmにとっては色々相談しやすいので、彼女を主治医に選んで正解だったと感じています。

 今日はもろもろ相談したいことを一通り話して、あとはインフルエンザ(Flu、Influenzaの略)の予防注射をしました。既に2月になっているので、いまさら予防注射は遅い気もしましたが、先週は風邪を引いてしまったので、まだ寒い冬が続くことを考えて注射しました。どうもオフィスがあるビルの暖房の効きが、私にとってはいまいちみたいでいつも寒い思いをしているのがいけないみたいです。先週の風邪は幸いFluではなかったので良かったのですが、Yuにうつさないようにするためにも大人は予防注射を打たなくてはなりません。ドクターにタミフルの話をしたんですが、タミフルという単語を聞いただけで理解してくれました。要するに、アメリカでも同じような事故が起こっているってことなんでしょうね(突っ込んで聞かなかったのですが)。タミフルの事故の原因は結局わかったんでしたっけ?

 アメリカの医療保険は良くないと言われていますが、ややこしいだけでちゃんと医療システムをフォローしておけば、ドクターの面倒見もいいし悪くないなと感じています。日本は大概の診療にはほとんど医療保険が利くので、みんながみんな病院に行って、大学病院の外来なんて行こうものなら、病院に行ったんだか、待合室に行ったんだかわからないような状況に陥りますが、こちらでは予約さえちゃんととって時間通りに行けばドクターにすぐに会えるし、専門医の診察が必要ならすぐに手配してくれます。主治医があまりいい先生でなかったら、問題も生じるかもしれませんが。もちろん、経済的に保険料を払える人とそうでない人との差は大きいし、いい医療体制が整っている地域とそうでない地域のさも激しいでしょうし、予約を取らないとドクターに会うこともできないわけですから、一概にいいとはいえませんが、私が渡米する前に想像していたよりはいい印象です。