ちなみにジャスミンライスはおいしい

 ジャスミンライスといえば、タイ米の品種の一つですが、タイからは以前に日本が米不足になった時に援助してもらったことがあります。確かその時は、日本とあまりに違う食感に不人気でほとんど消費されなかったと記憶しています。せっかくタイが好意でしてくれた援助だったのに、けっこうひどい扱いをした出来事でした。

 日本にいるとほとんどお目にかかりませんが、アメリカにいると普通にその辺に売っているお米の一つです。当たり前ですが、アメリカの地方都市にいると日本のコシヒカリなんてほぼ確実に手に入れる事はできません。できてもとても値段は高いはずです。こちらで日本米っぽいお米を買おうとすると、ほとんどはカルフォルニア米になります。味は確かに日本のいいお米に比べると落ちますが、日本の炊飯器の見事な事に、上手に炊けます。中国米や、タイのジャスミン米も、和食には合わないものの、カレーやパエリア、その他の料理には抜群に相性が良くてとても美味しいです。(当たり前だけれど。)
 こう言うニュースを見ると、本当に日本は支援され慣れていない事がわかりますし、国全体が非常事態を予想していないんだと痛感します。災害は定期的に起こっているし、過去にも支援された事があるのに、システマチックにそう言う事態に対応するルールを作っていないのは、やはり怠慢と言わざるを得ません。

菅首相、東電「指導力なし」 海外も酷評
2011.4.3 14:40 (2/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110403/dst11040314450022-n2.htm
 3月13日に福島県相馬市に派遣されたシンガポールの救助隊は16日には帰国の途へ。原発事故で日本政府から退避を勧告されたためだが、シンガポール政府関係者は「被災地で実質的な活動はできなかった」と明かす。
 タイは日本人の口に合うようにとタイ米1万トンのほか、もち米5000トンを送る計画だったが「輸送先などの明確な返答がなく」(タイ外務省当局者)支援を断念した。
 インドネシアは毛布約1万枚を送ったが「(毛布の厚みなど)仕様が合わない」と日本側から説明され、準備し直した。インドネシア国家災害対策庁は「日本は自然災害で外国からの支援を受けた経験が乏しい。受け入れルールもなく対応が難しいようだ」と話した。
 外務省によると、これまでに134の国・地域と39の国際機関が支援の意思を表明したが、日本が受け入れた国・地域と機関は約30にとどまる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110403/dst11040314450022-n2.htm