問題ありません、今のトコロ。追跡調査は?

記事のタイトルはまた"問題なし"ですが、これも今の時点で、基準を超えた人がいなかったというだけで、今後どうなるかは全くわからないという意味でしかありません。今回サンプルした人たちを、数ヶ月もしくは数年おきに追跡調査をしないと、影響がなかったとは言えません。一過的な測定だけで”問題ありません"と言うのは子ども騙しだということにそろそろ気付くべきでしょう。

いわき市で調査、子供の甲状腺問題なし
TBS系(JNN) 3月29日(火)12時19分配信
 この調査は「SPEEDI(スピーディー)」と呼ばれる放射能の予測システムで、屋外で1日過ごした場合の甲状腺被ばく量がいわき市の一部で100ミリシーベルトと試算されたことから、国の原子力災害現地対策本部が行ったものです。

 調査は、福島第一原発から半径30キロの外側に住む0歳から15歳までの137人を対象に行われました。その結果、原子力安全委員会が示す基準のレベルを超えた子どもはいなかったということです。福島県内では現在、川俣町でも同じ調査を継続して行っています。