黙っていても、ろくなことはない

 例えば英語で仕事の話をしていて、何か重要な話をされたとします。

 相手の言っていることがあまり理解できないでいて黙っていると、分ったのか分っていないのか相手には伝わりません。こういう場合、2つのケースがあり得ます。こいつは全く理解していない、ダメダコリャと扱われて次からは話をされなくなるか、この人は完全に理解しているという風に扱われ、さらに突っ込んだ話をされるかのどっちかです。後者の場合、ますます話についていけなくなります。

 日本語での会話ですと、黙っている人は"思慮深い"人で、何か深い考えがあるに違いないとみなされがちですが、英語圏では黙っているとろくなことがありません。多くの場合相手を混乱させるだけでで、決して自分に都合のいいようには取ってくれません。