やりきれない

 1歳と3歳の子供がたった二人だけで、食料もない部屋に置き去りにされて、食べるものなく飢えて、大阪の地獄のような暑い日々を部屋中歩き続け、いつ帰ってくるか全く分らない母親を求めて泣きつづけ、泣けども泣けども誰も手を差し伸べてくれず、絶望的な状況におかれ続けた挙句に亡くなった事を考えると、ただただやり切れません。

2児遺棄の母親、放置前も1週間家空ける

8月11日17時28分配信 読売新聞
 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が放置され死亡した事件で、殺人容疑で再逮捕された母親の元風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)が2人を置き去りにする直前も約1週間、自宅を空けていたことが、大阪府警の調べでわかった。

 下村容疑者はいったん自宅に戻ったが、1食分の食料を置いて再び立ち去り、7月29日まで2か月近く、一度も帰宅しなかった。

 府警は、下村容疑者が「美容院に行った日から帰らなかった」と供述したことから、最後に家を出た日を6月9日と特定した。捜査関係者や友人らによると、下村容疑者はその約1週間前から、故郷の三重県四日市市で友人らと飲食するなど、遊び歩き、6月9日に帰宅。購入したおにぎりなどを置き、すぐに立ち去ったという。その際の長女・桜子ちゃん(3)、長男・楓ちゃん(1)の様子について「いつものようにハイタッチをしてこず、元気がなかった」と話しているという。

最終更新:8月11日17時28分

大阪2児遺棄…名古屋で昨夏、長女を保護

 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が放置され死亡した事件で、殺人容疑で再逮捕された母親の元風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)の長女桜子ちゃん(3)が昨年8月、当時自宅のあった名古屋市内のマンションで愛知県警中署に保護され、同署が同市中央児童相談所に保護するよう通告していたことが分かった。

 児相職員は下村容疑者宅を訪問するなどしたが、面会できず、同月末に調査を打ち切っていた。

 この児童相談所のシステム自体が、機能していないように思います。児童相談所を含めたシステム改革と虐待の法整備をしたほうがいいんじゃないだろうか。