セキュリティー

 アメリカの大学はセキュリティーサービスが充実しています。というか充実せざるを得ないのは銃社会を考えると納得できると思います。大学のエリア内は基本的に1日に何回もセキュリティーサービスが巡回していて、パトカーに告示したセキュリティーの車が徐行して警戒しています。
 特に何のイベントがなくとも、大学の構内のみならず大学関連の施設、大学が経営するアパートや学生寮の周囲を巡回します。非常用の電話も大学構内に一定間隔で設置されていて、この電話を取るとセキュリティーに直通電話がつながって、直ぐに着てくれます。落し物をしたと言う程度のものから、家に鍵を忘れてロックアウトされたとき、盗難にあったとき、夜のエスコートまでしてくれます。ちなみにYuが生まれたときは陣痛のTmを病院まで深夜送ってもらいました。そのときは車がなかったので非常に助かりました。
 大学のセキュリティーが巡回しているエリアに住んでいれば、まあ大抵安全と思っていいかもしれません。ともすれば深夜に出歩く人すらいます。時間によりますが、エリアによっては危険度は低いでしょう。
 それでも色々起こるもので、年に1回くらいは発砲事件があります。大学のエリアの中で。この間セキュリティー~来た連絡では、学部生用のアパートのエリアで発砲事件があって若者が数人事情聴取を受けているんだとか。そういえば、去年はフェイクの銃を突きつけられた大学生もいました。大学のエリアは比較的安全ですが、エリア外からの外部の人が入ってくることもありますから、安全と思い込んで気を抜くと大変な目にあう可能性もあるわけです。そんなアメリカ生活の一面を書いてみました。