アンカレジ

 80年代にヨーロッパに行くときは,アラスカのアンカレッジ空港を経由して,北極の上空を通過して行ったのですが,当時円が安かったとはいえいくらくらいの価格だったんでしょうね,下手すると一人100万くらいしたんだろうか??海外に行くこと自体が珍しかった時代ですし,冷戦時代に撃ち落された旅客機もありましたから,チケット代も高かったんでしょうね.

 これから10年くらいはまた80年代に逆戻りしそうですね.ヨーロッパに行くのもアラスカ経由の路線になるだろうし,チケットの価格も上昇するでしょうね.出張代も高くなりそう..

 

3・11

    今日は東日本大震災の日でした.もう11年になるんですね.当時アメリカにいて,ことが起こった時にはまだ深夜で寝ていました.朝になって仕事に行くときに同僚とバスで一緒になって「日本は酷い地震があったそうだけど,大丈夫?」と聞かれて,何のことかよくわかっていない状態で「日本は地震がしょっちゅう起きるから大丈夫だと思うよ」と答えたんですが,彼は「たぶんそういうレベルじゃないよ」とつぶやいていました.職場に寄ってからネットニュースを確認して,本当にそういうレベルの自体じゃないことがようやくわかったのを憶えています.

 それから2週間以上,毎日ネットで配信されるニュースを確認していました.当時,Ustreamとか,テレビのネットニュース配信がずっと動画を流してくれていて,海外にいて情報が不足していた私たちでも多くの情報を得ることができていました.

 それでも,日本に居なかったので,実感としても地震の後の国内の計画停電や余震のことは想像の域を出ませんでした.

 10年で国の追悼式はやめてしまったようですが,被災地域ではまだまだ復興とは程遠い印象です.当時小学生だった子供たちが,今まさに大学生で勉強している年代です.まだまだ影響は大きいでしょうね.

 今の時期に,ウクライナではロシア軍に虐殺されている人を思うと,いたたまれない気持ちになります.ロシアが採っている戦略は,第二次大戦の時の日本が採っていた中国への戦争の吹っ掛け方のようにも見えるし,ロシアが市民を攻撃しているさまは,アメリカにうけた空襲のようにも見えます.東京大空襲では爆撃被災者は約310万人、死者は11万5千人(東京大空襲 - Wikipedia)だったそうですから,当時の人口を考えても凄まじかったんだろうと思います.ウクライナではまだ高専が続いているようですが,これからさらに深刻な攻撃がされることを想像すると,やるせない気持ちになります.

 

 

SHとサッカー

 この夏くらいから,SHがサッカーに本格的に興味を持って取り組み始めました.Yがずっとやってきて,SHはそれほど興味無さそうだったのですが,いろんなきっかけで火がついたようで,今ではサッカーがメインの生活です.それに伴って親の方も送り迎えやら,道具をそろえたり.ついに送り迎え用の交通機関のことを考えて新たに買い物をすることに.生活の必需品でもあるし,SHがきっかけを与えてくれた感じです.いろいろ迷った挙句に今使っているものと同系統のアイテムを購入することにしました.これが届けば,送り迎えの時間的やりくりはだいぶ楽になるでしょう.

 

 ここにきてコロナの感染がこの辺でも広がってきています.近隣の学校でも感染者や濃厚接触者が出てきているようで,まだしばらくかかるんじゃないかな.Yの部活もしばらく休みで,他の色んな活動も制限されてきています.このまま徐々に減っていってくれるのか,まだ高止まりするのか..

 

古本

Shが図書館で結構いい本を借りてくるんですが,どれも少し年代が古いんですよね.80-90年代に出ていた講談社の漫画シリーズとか,歴史の漫画とか.私が読んでも面白いんですが既に絶版になっていて,せいぜいKindle版など電子書籍しか売っていない状況です.それで,最近メルカリなるものを使って中古で手に入れてみました.その他にもAmazonやBookoffONLINEで中古を買い求めたり.良書は古くてもためになるし,導入書としていい本は昔は沢山あったんですよね.絶版にするのがもったいない.

 

 年が明けて,もう1か月以上たちます.Shも誕生日を迎えて身長も少し伸びたような気がします.最近Shはサッカーに興味を持って取り組んでいて,クラブチームに入りたいのだというようになりました.対象が何であっても,興味を持って取り組んでくれることはいいことです.親はそれをサポートするだけですから.

結局ShもYYも同じスポーツをやることになり,その文情報も共有できるし便利です.長男といういい見本がいるのもいいですね.

 なんとなく今年の雪は少なめな気がします.ダムのそばに雪捨て場所があるのですが,そこに雪がそれほど積まれていません.去年は山盛りだったのに.その代り日本海側の地域は今年は酷い雪ですね.

 職場の業務形態が,今の職種になってからだいぶ変わりました.組織の運営の仕事が増えて,人に教えることも多くなったし,何より自分のチームができてそれに多くの時間を費やしています.それだけではダメで,自分の仕事を仕上げていかないといけない.仕事があるのは幸せなことです.

 この業界,私の世代は徐々に離職していっている人がいます.ポジションが無いせいです.アカデミアはいろんな面で先があまりない気がします.自分の子供にはあまり勧めようとは思わないですね.

成長

 最近YがTmの身長を超えてきています。もう思春期に突入する時期だし、身長も一番のびどき。本人も身長が伸びるのを楽しみにしているようで、ことあるごとに測ってほしいと言ってきます。測るほうもうれしいことでもあります。

 このごろのしゃべり方もすこし大人びてきているような印象。ほんのここ数週間のことですが、これまでのしゃべり方が子供っぽかったのに、少しだけ論理的でに主張してきたり、少し難しい言葉が混ざるようになったり。そして言葉少なめになりつつあります。これからが微妙な時期かもしれませんね。

 これまでの子供と親、という関係から少しずつ大人同士の関係に変わっていく時期かもしれません。大人のほうも準備しておかないと。

 

選挙と滞在先での投票方法

 数年おきに住むところが変わっているので、ずっとその地域に住む人たちとは考え方も大分違うかもしれませんが、選挙はいつもその時期の政治のバランスを整えるために行く感覚でいます。一党独裁なら是正したほうがいいし、右に行きすぎなら左側、逆もしかり、というような感じ。

 野党が数年前はだいぶ弱まっていたけど、今は与党よりよほどましに見えます。ずっと端に追いやられてきたような印象のある政党が、このコロナ禍で一番真面なことを言っていて、与党が一番意味不明な言動と行動をしているようにも見えます。

 

 それはそうと、選挙当日に投票所に行けない人は期日前投票ができますが、例えば大学生のように親元を離れているけど住民票はそのままというケースも多々あります。というか、大学生の大半はそんな状況なので、投票に行くの面倒だから行かない、というケースが結構あるんですね。

 

 しかし、滞在先での投票もできる制度があるということをこの年になって知りました。どの市町村でも同じような案内があって、どこに滞在していても滞在先で投票ができるんですね。これって、案外知られていないことなんじゃないかな。

 

www4.city.kanazawa.lg.jp

 

 中学校の公民で選挙権、被選挙権について教えるときに、是非、これも教えてあげてほしいと思います。