やれやれ

 ずっと気にしてみていた国会が終わりました。分かったことは、今の野党じゃ全然与党に太刀打ちできないってこと。まるで大人に頭を押さえられた子供が手をぶんぶん振って殴ろうとしているけど、一発も当たらないような感じのやり取りでした。何をやってもいなされ、けなされ、はぐらかされ、逆に貶められる状態でしたね。終わってみれば、共謀罪は採決され、森友も加計の疑惑も何の解決もしないまま、すべてがうやむやのままに終わった。次の国会では、何事もなかったかのようにゼロから始まるんでしょうかね。

 

 日本人の選挙の投票は、選び方が極端な気がします。民主党政権が誕生したときはかなりの人が民主党に流れてしまって、政権は誕生したけど、その後の落胆が大きかった。自民党が強くなって、安倍政権になると、自民党ばかりが勝ってしまって、野党が弱くなる。投票する人が、政治のバランスを考えて投票しないこともそうだし、各党の固定の支持者が少ないことも原因なのかもしれません。その点某学会を支持母体にしている政党はコンスタントに議席を取っているのでしょう。

 

 もう一つは、いまだに若い世代が選挙に行かない。たぶん、義務教育で選挙に行くことをもっと奨励したほうがいいんじゃないかと思います。アメリカにいたときは幼稚園児だったYuが大統領選挙の時には、”中立な立場で”子供たちに選挙の仕組みや、選挙に参加することの大切さを教えていました。

 

 色々げんなりする国会でした。次の国政選挙はいつだ?