偽書「万歳三唱令」

 これは面白い。万歳三唱令という偽文書があるんだそうですね。万歳の所作を制定した太政官布告っぽく書いた創作のいたずらなんだそうです。30年以上前に飲み会の座興からいたずらを始めたものなんだとか。虚構新聞を地で行くような話です。それを信じてしまっている人もいるのかもしれません。万歳の所作とはこうあるべきなんてものはないのかもしれませんね。知らんけど。

 

偽書万歳三唱令」、安倍首相の所作で再注目

10/23(水) 21:07配信

熊本日日新聞

 22日に皇居・宮殿で行われた「即位礼正殿の儀」。安倍晋三首相が国民を代表して発声した「万歳三唱」の手のひらの向きが、ネット上で話題を呼んでいる。熊本が発祥の地とされるニセの太政官布告万歳三唱令」の動作に似ていたためだ。平成初めに創作された万歳三唱令だが、約30年かけて全国に広がり、令和の時代も変わらず存在感を示しているようだ。

 安倍首相は正殿の儀で、高御座[たかみくら]に立たれた天皇陛下に祝辞を述べて万歳三唱。この際、両腕を真っすぐ上に伸ばし、手のひらを内側に向けていた。

 一方、断髪令、廃刀令と並ぶ“明治三大布告”との触れ込みで出回っている万歳三唱令による万歳は、(1)発声と共に右足を半歩前に出す(2)両手を垂直に挙げ、手のひらは正しく内側に向ける─などと定める。首相の手のひらを内に向けた動作がこれに類似しており、SNS(会員制交流サイト)では「正しい万歳」との評価とともに、「万歳三唱令偽書」との指摘もある。

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ja.wikipedia.org

 

 この間の今上天皇の即位礼の際に、現首相が万歳三唱していましたが、なんで今の世に戦時中のようなあほくさい万歳三唱をするんでしょうね。万歳の仕方も、この万歳三唱令そっくり。足を上げていないところくらいが違うところでしょうか。荘厳な儀式だったのが、一気に白けてしまいました。現首相が台無しにしてしまったようにも感じます。