Yuの変化

 2-4月にKちゃんが滞在してくれている間に、夜のお漏らしをなんとかしようと、試行錯誤していました。Yuは大体、夜の8-8時半くらいにはYuは寝ます。寝る前にトイレに言っておしっこをしてから床に入るのですが、朝まではもたないらしくおしっこが結構早い段階で出てしまっていました。成長して体も大きくなった分、おしっこの量も半端じゃないので、毎朝洗濯機をまわさなくてはなりません。毎朝の洗濯だけでなく、冬は風邪を引きやすくなるので、策を立てなくてはとは思っていました。

 2月ごろ、Yuと同室で寝てくれていたKちゃんの観察により、Yuの膀胱がおしっこを保てる時間周期を推定しました。それによればおおよそ4-5時間程度が限界のようです。
 
 そのデータを基に、Kちゃんが夜の12時-1時ごろに一度起こすようにしていました。その時間に一度おしっこをしてしまえば、朝の6時くらいまでは何とかもちます。そんなことをここ数ヶ月やっていました。Kちゃんが日本に帰ってしまった後も、Yuの希望で継続中なんですが、これが結構大変です。誰でも気持ちよく寝ているのに起こされたら不機嫌になりますが、Yuも然り。12時ごろに声を掛けて、トイレに行くようにするまでに一苦労します。朝は比較的すんなり起きてくれるんですが。

 Tmが起こすときはまだましなほうで、Tkが起こすときは父親相手と言うこともあってか容赦なく暴れます。最近ではけりが入るようになってきたので、気をつけないとこちらがやられます。Yuは結構力が強いのと、腰がしっかりしているので、当たるとかなり痛い。

 ただ、この成果もあってお漏らしは確実に減っています。まあ、夜中におしっこに起床させていれば当然ともいえますが、それでも成功した(おもらししなかった)経験を積ませると言う意味では非常に価値のある経験です。
  
 なにがいいのかと言えば、ずっと成功していた人がたまたま失敗してしまうと、”恥ずかしい”という感情が湧いてくるという効果があることです。実際、先週のある日、朝トイレに行かなくてもらしてしまったYuはお漏らしをした恥ずかしさのあまりクローゼットに隠れてしまいました。もらした状態で、びっちょっちょのパジャマのままクローゼットに入ったので、Tmがギャーッと叫び声をあげて引きずり出したのはいうまでもありません。

 夜尿症はいつかは治るのでしょうが、どの親御さんもあれこれと苦労するのでしょうね。子供によっては全くもらさない子もいるし、苦労する子もいて興味深いところです。

 今朝は変わったことがあって、驚いたのですが、朝の5時半ごろ、むくっとYuが起きて、自分で”おしっこに行って来る”といってトイレに行き、済ましてきたそうです。こんなことかつてなかったので驚きました。少しずつ彼の中で何かが変わってきているのかもしれません。