腐海の胞子のように

　久しく書いていないうちに、こちらはすっかり夏になりました。外にいる限りは毎日半そでで過ごしています。ただし、監獄のような地下の実験室に日中はいるので、長袖長ズボンに長い靴下を履いていますが。

　ここ1週間ほどは、木々から種が綿とともに舞い落ちてきます。さながら風の谷のナウシカの腐海の胞子が舞い落ちるような感じです。とても美しい。種が舞い落ちてしまった後は、芝生や土の上がうっすら白くなっているのに気づきます。これが終わると短い夏が2ヶ月ほど続きます。