補助輪なしで、3 自ら岩に突っ込む

 もうすっかり補助輪なしで自在に12インチの自転車を乗り回せるようになったYu,今日の夕方もTkと自転車で遊んできました。Tkが仕事から帰ってきてから、二人で外にいってアパートの敷地内を自転車で散策してきたのですが、1週間前よりもぐっと上手に漕ぎ出すことができるし、カーブも上手に曲がります。もう全く手を貸さなくとも自分でどこにでも行けそうです。駐車場に停まっている車との距離も十分保ちながら走る様子を見ていると、かなり余裕がある走りなんだと言うことが分かります。ご近所さんたちも急にYuが補助輪なしで乗っている様子を見て、ビックリしているようでした。

 そんな今日の夕方、散歩をしに外に出て走り出すと、Yuは調子よく漕ぎ出していきます。Tkは後ろからサンダルで走って追いかけていたのですが、ちょっとした事件が起こりました。アパートの駐車場の入り口付近に車の進入を防止するためにしろくペイントされている岩がいくつも置いてあります。大体大人のひざくらいの高さの岩なのですが、その岩に向かってYuが猛烈に漕いで行くのです。岩は駐車場の入り口そばの芝生の上においてあるので、岩を避けるように芝生の方向に走っていくのかと思ってみていると、そのまま何を思ったのか真っ直ぐに白い岩にむかって行きます。そしてそのままスピードを緩めることなく岩に直撃!岩を乗り越えるようになって転びました。

 幸い補助輪をはずした自転車に乗るときにはプラスティック製の膝当てを両膝にして、頭にはヘルメット(これは自転車に乗るときにはいつも装着しています)をしていたので怪我はしませんでしたが、それでも膝を打ったらしく痛くて泣いていました。落ち着かせてから、どうして岩に突っ込んでいったのか聞いてみると、”岩にガーンってぶつかったらどうなるかやってみたかったの”とのこと。だから、自分の意思で岩に直撃しにいたのかと納得しました。そのまま直撃して多分納得したのでしょう。防具をしっかり装着していたのが幸いでした。これで、自転車で事故をしたらどういうことになるのか身をもってわかってくれたと思います。

 子どもは思いも寄らないことをするものです。



補助輪なしで 7 路上教習もほぼ完了
補助輪なしで  6 路上教習
補助輪なしで 5 教習所内はOK
補助輪なしで 4  16インチの自転車へ
補助輪なしで、3 自ら岩に突っ込む
補助輪なしで 2 カーブを曲がれる
補助輪なしで 1 なぜか乗れた