辞めて喜ぶのは誰か

 菅さんは、まだしばらく首相をやる気でいて、民主党を含む国会議員の多くが菅首相を辞めさせたいというのが今の国会の状況のようです。いまだになんで間首相を辞めさせたいのかが分らないのですが、なんででしょうね?菅さんがやめたところで何かいいことが国民にあるのかといえば、何もないような気がします。逆に、首相がまた変わって、今まで決めたことがまたうやむやにされてしまうだけでしょう。脱原発も菅さんが声高に言っているから少しずつ進みそうな気配がしているだけで、他の原発推進系の首相が選出されたら元の木阿弥に戻ります。結局、今のまま行くのがいいのかもしれません。首相になりたくてたまらない政治屋の人たちには良くないでしょうが。

「秋以降もやるつもりか」に首相、憮然の表情

 2011年度第2次補正予算案の基本的質疑が行われた19日の衆院予算委員会で、自民党東日本大震災の復旧・復興策が遅れているとして、菅首相らを厳しく追及した。政府側には対策の遅れや、調整不足を認める場面が相次ぎ、本格的な復興策を盛り込む第3次補正予算案の編成に向け、政府の態勢立て直しが急務となっていることを露呈した。「『復興プラン』などと言う前に、当然やるべき当たり前の作業が遅れている」 自民党茂木敏充氏は、政府の震災対応の現状を強い口調で非難した。

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 さらに、茂木氏は、河川・道路・下水道、全半壊した学校や病院などの復旧を列挙し、「なぜ2次補正に計上しないのか」と迫った。首相は「本格復興は3次補正での対応になる」と答えたが、「あなたから3次補正の話は聞きたくない。秋以降も首相をやるつもりか」と切り返され、険しい表情を浮かべた。

(2011年7月19日21時08分 読売新聞)