距離感

 語弊があるかもしれませんが、東アジアの国で距離感が近い気がするのは、台湾。お菓子などの食べ物の感覚も、他の国に比べて近い気がします。こちらで出会う東アジア出身の人の中では、仲良くなってから出身を聞いてみると台湾であることが多い気がします。韓国も文化的には近いし、言葉も驚くほど共通点がありますが、台湾の人のほうがなんとなく親しをもって接することが出来るのは不思議です。
 どちらの国もかつて日本の統治下にありましたから、少なからず日本の影響を受けているのは、話していて分ります。ちなみに韓国でもバリカンはバリカンというし、パンはパン。コップは日本語風の発音でコップというようです。この間韓国人の友達とご飯を食べているとき、Yuに姿勢を正すように言ったとき、"ピッとしなさい"といった「ピッ」に反応していました。韓国でも同じ音を、同じシチュエーションで使うようです。ちなみに"ピタッ"は"タッ"というらしい。