ゆく年来る年

 ちょうど年が明けました。明けましておめでとうございます。もう今年は賀状もほとんど送っていないので、年賀状での交流はさっぱりなくなってしまいました。面白いもので、渡米して1年経ち、2年経ちと時間が経過するとともに日本からの郵便は減ってきます。年賀状も、こちらから出しても海外に送るのが億劫なのか、ほっとんど返信される取る事はありません。こうやって海外に出て行った人人は日本とのつながりが無くなって行くんだと言う事がわかって面白い。徐々に共通の話題も減って行き、そのうちあの人は今、みたいになるんでしょうね。

 去年はいろんな意味で大変な年でした。大晦日まで仕事をする程、3年間のしわ寄せが来て、多忙を極めました。こんなに切羽詰まって仕事したのはしばらくぶりでしたので精神的にも肉体的にも大変な数ヶ月でした。家族には支えられ続けています。Tkが仕事ばかりなので、Tmもリラックスする間もなく数ヶ月頑張ってくれました。おかげで、あと少しで一段落しそうです。

 誰かが言っていましたが、研究って言うのはすごく賢い人が、すごく時間と労力をかけて、ほんのちょっぴりのことしかわからないものなんだそうです。この表現はその通りだと思います。賢い人がやっているかどうかはともかく、多大な労力と時間を使ってわかるのはほんのちょっぴり。ほんのちょっぴりが1歩だったり、0.5歩だったりしますた、ほんのちょっぴりは進みます。そのほんのちょっぴりを進めるのが大変なんですよね。ホント。

 Tkが忙しいせいで、帰宅時間が遅い時も結構多かったのですが、父親が家にいない事で、逆にYuが成長した様な気もします。Tkが朝でかける時、Yuに"今日は遅くなるから、かーちゃんのことよろしくね”と話しかけると、"だいじょうぶ。いえ(家)まもってるから!”と断言してくれます。おやじがいないと、自分がしっかりしなきゃと思うんでしょうね。3歳、侮れません。

 大晦日は我が家では毎年の天ぷらと、そばを食べました。我が家ではフライものはTkが作る事が多いのですが、今年の天ぷらはTmが全部下ごしらえをしてくれ、Tkが揚げました。そばは日本から送ってもらったそば。美味しく頂きました。

 さて、来年、いや今年はどんな一年になるか。Productiveな年になるように、がんばりませう。