NY東部、大雪の影響は無し。ただしニューヨーク市ではありません。

 どうもアメリカ東部は大雪に見舞われているんですね。最近忙しくてニュースもろくに見ていないせいか知りませんでした(笑)。NYなどアメリカ東部で、とありますが、これはNYC、ニューヨーク市のことですね。Tkが住んでいるのもNY州ですが、クリスマス休暇を過ごしている人は航空便の遅延などの影響は出ているようですが、ここら辺はNYCから500キロほど離れているので、全く影響はありません。雪は降っているものの、今のところは例年通りです。多分この大雪はアメリカ東部の中でも特に海岸沿いに降った大雪のようです。内陸部の状況は大分違います。

 Tkの住むR市周辺は、五大湖の一つの大きな湖があるので、湖から南下してくる風がどちら向きに吹いているかによって降雪量が大分変わります。50キロ離れている隣町とこことでは降雪量が全然違うなんてこともざらです。いわんやこことNYCとでは降雪量が比較にならないことも想像に難くないと思います。

 長年R市に住んでいる地元の人の経験を聞くと、過去には(20-30年くらい前の話)1週間ほどで100インチつもったりしたこともあるそうです。100インチと言うと、約2.5メートルですから、軽く家の1階部分は雪に埋もれることになります。多分そのときはさすがに交通は麻痺したでしょうが、それでも生き抜いていけるのですから、近年の降雪量は屁のようなものです。

 都市部との違いも影響しているかもしれません。雪国で、かつニューヨーク市のような都市部ではないので、大きなく除雪車が遠慮することなく動けるため、ガンガン活動しています。決められた空き地にはまさに山のような除雪済みの雪がショベルカーで山積みになり、その高さは5メートルを越えます。大きな駐車場には除雪された雪が詰まれて出来た丘がいくつもありますし、スペースが広い分、作業もしやすいのでしょう。 もちろん、飛行機は雪がひどければ欠航しますが、日常生活の交通機関はほぼ自家用車なので、道路さえ除雪されていれば生活に支障はありません。どうぞ、ご心配なく。

NYなどアメリカ東部で大雪 欠航4000便以上に(12/28 05:50)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201228002.html
 アメリカ東部は大雪に見舞われ、4000便以上の旅客機が欠航するなど交通機関に大きな影響が出ています。

 26日から強風を伴って降り続いた雪の影響で、ニューヨーク市内では7800世帯が停電し、復旧作業が続いています。雪の影響で交通機関は混乱し、停電で暖房も消えた電車内に乗客400人が7時間にわたって閉じ込められる被害も出ています。ニューヨークやボストンなど東部の空港では、27日午前10時までに少なくとも4000便が欠航しました。また、ニュージャージー州の空港も滑走路に雪が積もり、26日夕方から閉鎖されています。