静かに見られる

 今週はオリンピックの中継を楽しんでいます。こんなに長い間テレビの前に座っているなんて何年ぶりか覚えていません。Tmも同様で、スノボー、スキー、フィギュアスケートと観戦しています。大抵はYuが寝た後の2時間ほど見るだけなのですが、それでも十分楽しんでいます。オリンピックを見ていて日本のテレビとアメリカの番組では、放映の仕方が違うことに気づきました。
 日本のテレビだと日本の選手にフォーカスしますが、ここはアメリカなので、やっぱりアメリカの選手にフォーカスしがちです。とはいえ、他の国の注目選手のこともしっかり時間を割いていて、フィギュアスケートに関していて言えば、ショートプログラムで1,2位通過だった人の紹介は、まるでプロモーションビデオを見ているような構成の紹介でした。総じて、当てるスポットにはアメリカよりの傾向はあるものの、日本のテレビほどの自国賛美の傾向は無いというのが、今のところの印象です。

 あとは、どの競技種目にしても、選手が演技している間は解説者やテレビレポーターは静かにしています。ジャンプに失敗したり、逆に素晴らしい演技をしたときにはコメントをしたり溜息、感嘆の表現はしますが、ひたすらしゃべり続けるリポーターはあまり見かけません。視聴者としては競技をちゃんと見ることができてとても心地いいです。