Holloween Party

 土曜日はハロウィーンでした。天気はあいにくの雨。その雨も午後には止み、昼しすぎからのハロウィーンカーニバルには間に合いました。アパートの主催でハロウィーンの仮装カーニバルがあったのですが、大人も子供も思い思いの格好で仮装してきて、縁日のような催しをやりました。パン食いゲームならぬドーナッツ食いゲーム、ボーリング、クスダマ割りのような遊び(メキシコ)、キャンディートスで遊びながら、アップルサイダーと言うアメリカの伝統的な飲み物を片手に、ポップコーンを食べました。

 Yuはベビーパウダーで顔を白くした上に、Tmの口紅で化粧をしてクラウンの格好をしました。TmはTkの手によるフェイスペインティングで歌舞伎役者風、の化粧をしたのですが、南米のアマゾンの原住民のようになってしまいました。Tkは例によって化け物の仮面を被っていました。この間のお面を改良して、耳をつけてあとは気持ち悪いつめの付いた手袋に、ブーツも用意して全身仮装して行きました。この間のバースデーパーティーでは怖がらなかった5,6歳児も今回はさすがに驚いてみな逃げていきました。怖いけど興味はあるようで、恐る恐る近づいては逃げる子供達もいて、ただ立っているだけなのに周りがよけていく、という面白い状況になりました。

 中には積極的に抱きついてくる果敢な子供もいて、子供と一緒に写真をとらせてくれと頼まれたり、ちょっとした人気者扱いをしてくれました。中身はただのおっさんだったんですが。

 親父が仮面を被っているだけと分っているYu,今回はさすがに驚かないだろうと思っていたら、しっかり怖がってくれました。パパだよーと言いながら目の前で仮面を被っても、被った途端に逃げ出します。ハロウィーンが終わったあとも、仮面に対しては怖さがなくならないようで、”ガブリはどこ?地下に行ったの?ねんねしてるの?”と確認してきます。
 次に会えるのは節分の時のお楽しみです。

 カーニバルが4時には終わって、6時半頃になると、Trick or Treat!が始まります。子供達が"いたずらされたくなければお菓子をちょうだい!"とやってくるのです。私たちは今までの2年間全く気にも留めなかったイベントだったので、勝手が分らず、とりあえずお菓子を買っておいてようすをみていたのですが、6時半を過ぎると10人くらいの子供グループが押し寄せて来ます。10人単位で5-6回1歳児から大体中学生くらいまでの子供達が入れ替わりに訪れてきます。
 こちらも買ったお菓子をただ上げるだけではつまらないので、しっかりと化け物の格好に仮装しなおし、その格好で対応してあげました。玄関先は暗くして蝋燭を立てて、飾りつけもしたので、さながらお化け屋敷に来たような感じだったはずです。始めは元気に"Trick or Treat!”と扉を叩いていた子供達、ドアが開いた向こうから出てくるのがこんな化け物なのでビビって固まってしまいます。中には泣き出してしまう子供も。
 必死に我慢してお菓子をもらって帰って行きます。結構やってみると面白いイベントでした。

 ちなみに、顎は可動式で、自在に口をあけることができるようになっています。目の部分は、お面を被っている人の目は見ないように、赤いプラスティックの眼が組み込んであります。お面自体は豆乳のパックを3つ使い、眼はペットボトル、髪の毛はゴミ袋です。適当に行き当たりばったりで作ったお面なので、何のキャラクターを模したわけでもありません。