それでも30億円か

 麻生くんが決めた「最先端研究開発支援プログラム」とかいう特別枠の研究費、総額2700億円だった予算を結局700億円減らして、一人当たりの額も半分にしたようです。それでも1グループ30億円も使うんですね。この額はやはり大きい。どんなことに使われたのか、ちゃんとトラックしてほしいものです。多分箱モノに多く使われるんじゃないかと思うけど、どうだろう?
 2000億円のうち半分を若手研究者に使うってのはいいアイディアだと思います。多分一人当たりの額もぐっと減って、配分を受ける研究者の数も増えるのでしょう。そうじゃないと使い切れないでしょうし。これで研究者の雇用が安定供給できるようになるといいのだけど。予算編成が変わって逆にいい効果が現れるような気がします。

先端研究費:700億円減額 支給対象者数は大幅に増

2009年10月7日 10時23分、毎日新聞

 政府・与党は今年度補正予算見直しの一環として、総額2700億円の研究費を30人の研究者に分配する「最先端研究開発支援プログラム」を700億円減額し、支給対象者も大幅に増やす方針を決めた。現在の支給対象者30人は、1人あたりの支給額が平均で3分の1程度に減る。

 方針によると、2700億円のうち700億円を執行停止▽1000億円を現在の支給対象者30人に配分▽残りの1000億円を若手研究者など、新たに決める支給対象者に振り分けるという。現在の支給対象者にはこれまで1人あたり30億〜150億円、平均90億円を支給するとされていたが、平均30億円程度になる。

http://mainichi.jp/select/today/news/20091007k0000e010010000c.html