どこでも登る

 Yuは最近どこにでも上れるようになりました。大人用の椅子にもよじ登って料理をしているところを覗こうとしますし、椅子がある場所が遠ければどこにでも押していって位置をセッティングして、足場を確かめてから登ります。降りるのもできますし、ソファーなどにはわざわざ肘置き側からよじ登って鉄棒のようにして一回転して着地します。自分の身長よりも高い大人用のベッドにも足を引っ掛けてよじ登りますし、降りるときも足が届かないのにうまく距離を測りながらゆっくり降りることができます。
 そんなわけで、我が家にははさみなどの刃物やペン、割れたら困るものは大人の身長ほどのところにしか置けなくなっています。台所のはさみや缶切りは冷蔵庫の上ですし、精密機器は机の奥のほうに追いやっています。
 Yuはドアのノブには背伸びをしてようやく届くくらいなのですが、最近は背伸びしてノブに指を引っ掛けてドアを閉るようになりました。あけるのはちょっと力が要るので難しいようですが、時間の問題です。身長も伸びていますから、楽しいことがいっぱいなはずです。