巨人に殴られるようなもの

 大阪の西淀川で子供を殺した親が逮捕されたそうです。実母と養父に暴行を受けた挙句にくも膜下出血を起こしてなくなったんだとか。親による子殺しのニュースを読むととても悲しくなります。自分に子供ができてからは特に敏感になった気がします。
 大人が子供を叩く衝撃は物理的にどのくらいなのかを、子供が産まれてから考えるようになりました。例えば、身長60センチの赤ちゃんを抱っこしていて、約1.2メートルの高さから床まで落としてしまったとすると、160センチの身長の大人は自分の2倍の高さ(3.2メートル)から床に落とされるのと同じになります。ちょっとした歩道橋の手すりの上で寝た状態から、下に落ちるようなものですね。大人が子供を叩いたときの痛みは、大人にとっては自分の身長の2倍近くある巨人に平手打ちされるのと同じはずです。たぶん手のひらの大きさは自分の頭よりも大きいはずです。フライパンで殴られるようなものかもしれません。今の自分が身長3メートル以上ある巨人に殴られたり、フライパンで殴られたりしたら、さぞ痛かろうとこの手のニュースを読むたびに思います。
 こんな比較をする私、ちょっと変ですかね??