いない、いない、ば〜!!

 最近、Yuをお風呂場の鏡の前につれてゆくと、自分の顔をじっと眺めるようになりました。以前は鏡に映ったお母さんやお父さんの方には興味はあっても、自分の顔は認識していない(無視している?)ようだったのですが、今はお父さんお母さん以外の、鏡に映っている子供を不思議そうに眺めています。段々と顔の認識と、自分と他人の違いがおぼろげに判って来ているように感じられます。
 毎日いろんなことをYUに試してみるのですが、そのひとつにいないいないばーがあります。この遊びをしてもYuは金曜日までは反応無しでした。何が起こっているのか理解できていない様子で、きょとんとしていました。ところが土曜日の夜、この夜もためしにいないいないばーをしてみると、にこっと笑ってくれました。何度か繰り返すと、笑い方も徐々に激しくなり、最後にはケタケタと体を揺らしながら笑ってくれました。
 いないいないばーは、いくつかのことが認識できないと遊ぶことはできなと考えられます。例えば”いないいない”と言っている間に、赤ちゃんは次に何か楽しいことが起こることを予測できなくてはなりません。そして遂に”ばー”と顔が出てくると、自分が予測していたことが起こって、それが楽しくて笑ってくれます。顔の認識、驚かせようとしてくれていることがわかって、何かが起こることを期待、予測する能力が身につかないといないいないばーでは遊べないのだと思います。ある程度社会性も身について来ているということでしょうね。