捨てる神あれば

新しい技術ってのは、色んなところから生まれるものです。もう枯渇したかと思えば、驚くようなアイディアが生まれたり。

光を通す陶器、常滑で開発…ガラスと粘土混ぜて

淡い光を放つ常滑焼の試作品
 常滑焼をはじめとする窯業の新技術開発や商品の販路開拓などに取り組む愛知県の研究機関、常滑窯業技術センター(常滑市)が、廃棄された薄型テレビのパネルガラスを再利用した陶製の照明器具の開発に取り組んでいる。
 陶器内部から淡い光が照らし出されるもので、同センターでは「常滑の製陶業の新たな商品にしたい」と期待している。
 センターによると、使用するパネルガラスは、テレビの映像が映る部分で、電極や配線類が埋め込まれている。電極などは再利用のため廃棄テレビから取り外されるが、パネルガラスについては割れたり、傷ついたりして、再利用の道はほとんどなかった。
(2012年1月3日14時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120101-OYT1T00203.htm