ヒトトノツナガリ

人との繋がりって言うのは不思議だと思う。今年の7月、Tkが通っている合気道道場が、とある博物館の日本文化の紹介イベントでの演武を頼まれたときに、現地で演武を下会場で太鼓の演舞をしていた方がいたんですが、控え室で話してみると、以前に会ったことがある方でした。


2年ほど前に、日本から和太鼓グループを招聘してパフォーマンスをある講堂でやったときに、近しい友達に誘われていってみたんですが、その和太鼓パフォーマンスのオーガナイズをしたのが、彼だったのです。そういえば、あの和太鼓を見てからYuが太鼓の真似をして色んなものをたたき出したし、楽器で遊ぶようになったのもあれがきっかけでした(もっとも、ちゃんと音楽を習っているわけではないけれど)。

そんな彼が先月連絡してきて遊びに来てくれたんですが、色々話しをしてみると色んな点で共感できたり、繋がりがあったことが驚きでした。

研究なんかやっていると日常的に人との接触は少なくなるし、とくにここ数年はなんとなくそれが普通のような気がしていたけれど、そんなことは無いなと再確認させてくれたような気がします。

大体、朝、職場に来ると1日中地下の穴倉の様なラボにこもっているので、どうも精神的にまともではないというか、世界との繋がりが希薄になってきているような気がします。何度も愚痴のようですが、建物に窓が無いというのは少しずつ、精神的に追い詰めていくような気がします。

そんな状況下では、自分から出会いやつながりを求めていかないと人によっては潰れてしまうかもしれないし、つながりを感じていることでやる気が出たり、奮起したり、励まされたりするような気がします。

小さな自分の世界から、窓を開けて外にコネクションを求めていきたいものです。

あー、なんか病んでいる人のような話ですが一応健康です。多分。