それでもやめられないもの

 ゆっけの食中毒の話で思い出したけれど、今のところ生涯で酷い食当たりにあったことが4回くらいあります。
 1回目は肉か何かを食べて食中毒になりました。小学校低学年のときだったと思います。家族は平気で自分だけ当たったのは、意地汚く残り物を食べたのかなにかだったかもしれませんが、不思議なことに憶えていません。この時は夏で、2週間くらい寝たきりだった記憶があります。これが今思えば一番酷い食中毒でした。このときは確か保健所が調査に来て、購入もとのスーパーまで調べられていたようです。あまり大事にならなかったのは、当たったのが私だけだったからなのかもしれませんが。
 次は大学のとき、生牡蠣を友達と二人で食べてTkだけ当たりました。3つの牡蠣を二人で分けたんですが、Tkが2つ、相手が一つ食べて、自分だけ当たりました。このときも3,4日寝込んだ記憶があります。食べたのはステーキ屋だったのですが、海沿いの町の店で、なぜか牡蠣も出しているので頼んだのです。このときもけっこう大変でした。
 その後は確か不二家のレストランで牡蠣パエリアを食べて軽い食あたり。牡蠣はボイルされていましたが、なぜか当たったのは牡蠣がちゃんとボイルされていなかったか、私自身の耐性が低くなっていたからなのかもしれません。
 その後は、4人で鍋をしようという話になって、近くのローカルスーパーで真空パックになっている"生食用"と書いてある牡蠣を買って来て、生で食べました。こういうのって普通は生食用と書いてあっても、信用して生で食べませんよね。若かったのでしょうね。このときは4人で均等に食べて、二人当たりました。実に50%の確率です。

 それ以来、牡蠣を食べるときは極力気をつけるようにしています。仕事が忙しい時期には牡蠣は食べないようにしているし、状況が許さない限り生牡蠣は避けるようにしています。大好きなんですけどね。それと牡蠣を食べた後はなるべく早めに胃腸薬を服用するようにしています。これが結構効果があるような気がするのは気のせいかもしれませんが。

 いや、食べることそのものをやめればいいって言う話なのはわかるのですが、いかんせん好きなものはスキなので、できれば食べたい。これからもチャンスがあれば食べるだろうなぁ。
 不幸中の幸いに、牡蠣フライであたったことは1度も無いので、牡蠣フライだけは安心して(?)楽しめます。ただ、アメリカに来てから殆ど食べる機会はありませんが...

 ああ、生牡蠣が食べたい...