これはひどい

理解が間違っていなければ、当初1兆ベクレル/24時間と見積もっていたものが、実際は154兆ベクレルの放出量だったということですが、なんでこんなに違いうるんでしょうね。計算上、何が間違っていたのかすら明らかになっていないし、どの時点で間違っていた事が解ったのか言わないのは、怠慢を通り越して犯罪的におかしい。間違ったのなら、なぜ間違っていたのかを説明するべきだし、こう言う自体で過小評価を続けるような委員会は必要ない。

放射能の大気放出続く…1日154兆ベクレル

福島原発
 内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした。


 5日に福島第一原発から大気に放出された放射性物質の推定値は、ヨウ素131が毎時0・69テラ・ベクレル、セシウム137が同0・14テラ・ベクレル。国際的な事故評価尺度(INES)で使われるヨウ素換算値で、ヨウ素セシウムの合計量を計算し直すと、放出量は同6・4テラ・ベクレル(24時間で154テラ・ベクレル)となることがわかった。同委員会はこれまで、5日ごろの放出量について、セシウムヨウ素の量を単純に合計し、「毎時約1テラ・ベクレル以下」と低く見積もっていた。

(2011年4月23日21時15分 読売新聞)