演技に惑わされない

 最近、Yuは近所のお友達と遊ぶことが増えたんですが、友達と遊ぶようになると段々他の子供の行動を真似するようになります。最近Yuが覚えた行動は駄々をこねること。ちょっとでも大変なことがあると、すぐに愚図って”でーきーなーいー”といって泣くようになりました。要するに、周りにそういう行動をする友達がいるわけなんですが、自分も同じ事をやれば大人が言う事を聞いてくれると考えたのか、最近はしょっちゅう泣くようになりました。

 泣けば甘い大人はハイハイと言う事を聞いてくれますから、だんだんと演技もうまくなるようです。そういう傾向が見え始めてきたら、どこがリアルで、どこがフェイクかを見分ける眼を養う必要があります。(本当の場合もありますから)

 Tkはすぐに騙されますが、母親のTmはそんなに甘くないので、さっぱりしたものです。遊んでいるときでも、例えばそりすべりをして下まで滑った後、自分のソリを持ってあがるのが面倒になったYuが”おもくてはこぶのでーきーなーいー、おかーさんやってー”といっても、Tmはさっぱりしたもの。”自分で出来ていたでしょ”のひとことで一蹴。愚図っていたYuも最後はあきらめて自分でしっかり運んできます。

 数ヶ月前まではこんな行動は見られなかったので、段々と賢くなっているのでしょうが、ややこしいことです。大人の側に余裕が無いと、イライラしてしまうので、余裕を持って接することが大事なようです。