何か変じゃない?

 3日間で31人が死亡する事故を引き起こした餅は中止されないで、約15年間で22人が死亡した蒟蒻畑が改善命令を出されるって言うのは、なにかおかしい気がします。

 餅は規制しようが無いのかもしれませんが、食品として古くからあるし、餅で人が死ぬのは、まあしょうがないよねっていう雰囲気を感じます。それに対して人気の蒟蒻畑は何が何でもこの商品を排除しようという意思があるように思えます。どちらも同じ問題なはずなのに、おかしいなぁ。

 それでいて、餅をわざわざついて、独居老人に配る行事が日本各地で行われています。善意と言う名の元で続けられているこの行事も、餅を食べた老人達が餅をのどに詰まらせて正月に死ぬリスクをかなり背負っているのに、特に問題視されないのは、蒟蒻畑の取り上げられ方とは対照的です。

消防庁

東京消防庁などは、餅を食べる際は、なるべく小さく切って食べること、また、高齢者や小さい子どもが食べる際には、家族がそばにいて付きそうことなどを呼びかけています。

のに、独居老人に配るって言うことは、家族が付き添えない状況にある人にわざわざリスクを与えているに他なりません。

関東各地、餅を詰まらせ13人死亡

TBS系(JNN) 1月4日(火)0時32分配信
 東京消防庁によりますと、都内では元日から3日までに、40代から90代の男女31人が餅をのどに詰まらせて病院に運ばれました。

 ほとんどは高齢者で、このうち東京・足立区に住む95歳の男性のほか、70歳から96歳までの男性7人がお雑煮などを食べた際に餅をのどに詰まらせて死亡したということです。

 また、東京以外でも埼玉で3人、神奈川で2人、千葉で1人のあわせて6人が餅をのどに詰まらせて死亡しました。

 東京消防庁などは、餅を食べる際は、なるべく小さく切って食べること、また、高齢者や小さい子どもが食べる際には、家族がそばにいて付きそうことなどを呼びかけています。(04日00:01)

最終更新:1月4日(火)12時33分

こんにゃくゼリー:「直径1センチ以内」など指標 自主的改善求め公表−−消費者庁

 ミニカップ入りこんにゃくゼリーなどの食品による窒息事故対策を検討している消費者庁は22日、事故発生リスクを下げるため、ゼリーの大きさを直径1センチ以内にするなど安全性の目安となる指標を公表した。

 現在流通している商品の大きさや硬さはほとんど指標に適合しておらず、同庁は事業者に自主的な改善を求める。

 消費者庁は7月、「従来と同様な警告表示や注意喚起にとどまらず、形状や硬さなどの改善が望ましい」として、9月から医師や研究者らによる研究会を設置。人体模型を使った実験などで改善に向けた指標作りを進めていた。

 研究会の報告書では、大きさ直径1センチ以上の商品は、窒息の恐れが高まると指摘。弾力性を弱めたりかみちぎりやすくしたり、そのまま一口ではのみ込めないように大きくするなどの対応を求めている。

 こんにゃく入りゼリーによる窒息事故は94年以降、少なくとも54件発生し、22人が死亡している。

お年寄りにお餅を 洲本の団体
2010年12月28日

洲本市の中心街に住む女性たちでつくる「外町地区愛育班」(約200人)の約30人が27日、同市本町5丁目のコモード56商店街の広場に集まり、地域に暮らす一人暮らしのお年寄りに配る正月用の餅をついた。
 愛育班は地域住民の健康づくりのため、各家庭を訪問したり健康教室を開いたりしているボランティア団体。同地区では、お年寄り世帯が多いため、日ごろからメンバーが独居老人を中心に訪問する「声かけ活動」を続けている。正月用の餅配りは、阪神淡路大震災のあった1995年から毎年続けている。
 この日は、定年退職した男性たちでつくるグループ「団(ダン)ディーズ」の人たちも加わり、約90キロ分のもち米をついた。愛育班の人たちは、つきたての餅を手のひらサイズの丸餅にした後、一袋に10個ずつ入れて一人暮らしのお年寄り約100世帯に届けた。
 班長の野口純子さん(68)は「新年を元気に迎えてほしいとの気持ちを込めて届けています。相手の喜ぶ笑顔を見ることができるから、毎年続くのだと思います」と話していた。

 餅を配った人たちは、自分達が配った餅で何も事故がおきなかったかどうかまではフォローして、、、ないんだろうな。