スキコソモノノ

 すげーな、さかなクン。モチベーションがありさえすれば、やりたい事が出来るんだなぁと、感心。子供の興味やモチベーションは大抵、環境や親がつぶしてしまうものなのだそうだけれど、親がここまで子供の興味を磨いてあげれば、こういう風に伸びるという一例かもしれません。1週間タコ三昧の食事、悪くないかも。ところでさかなクンは肉は食べるんだろうか。。。

さかなクン
http://www.sakanakun.com/
小学2年生のある日、さかなクンの自由帳にウルトラマンと墨を吹いて戦ってるタコの落書きが描かれていた。
当時はまだタコを知らなかったさかなクンは「本当にこんなかわいい生き物がいるんだ!」と友達のいたずら書きに大感動!!
その日から、休み時間には図書館でタコの図鑑を読みあさり、放課後は魚屋に行ってはタコを眺めて吸盤の数を数え、夕食ではお母さんに協力してもらい一ヶ月間ずっとタコ料理三昧。すっかりさかなクンはタコのとりこになってしまった。
それから田舎である千葉・白浜にタコを見によく出掛けるようになる。漁師さんが水揚げした様々なお魚を見ているうちにあまりの可愛さに惹かれ、興味がタコからお魚全般に広がり、現在の「さかなクン」へと進化を図った。中学3年生の時には、日本ではとても珍しい、水槽でのカブトガニの人工孵化に成功。
その後、大好きなお魚ともに活動を続け、
2001年1月28日に「どうぶつ奇想天外!」に出題者・解説者(魚ナビ)として初登場!
これで名実ともに日本一の「さかなクン」に進化したのである。

さかなクン日本の魚類学者、タレント、イラストレーター。東京海洋大学客員准教授、特定非営利活動法人自然のめぐみ教室海のめぐみ教室室長。

東京都で生まれ、神奈川県綾瀬市に育ち、綾瀬市立北の台小学校、綾瀬市立北の台中学校、神奈川県立綾瀬西高等学校を卒業した。東京水産大学入学を目指すも叶わず、日本動植物専門学校(現在は廃校)に学んだ。

中学校3年生のときに学校で飼育していたカブトガニ19個体の人工孵化に成功した。カブトガニの人工孵化は非常に珍しく、新聞にも取り上げられた。
1993年、高校3年生の時にテレビ東京系のバラエティ番組『TVチャンピオン』の「第3回全国魚通選手権」で準優勝したことを皮切りに、その後同番組において5連覇を達成し、殿堂入りを果たす。その後は、番組の問題となるイラストを提供したり、スタジオゲストや判定員、時には挑戦者の相手役兼審判にまわるかたちで魚通選手権に登場した。現在の芸名である「さかなクン」は同番組で司会を務めていた中村有志が名づけたものである。TVチャンピオン時代からキャラは変わらず、元気に飛び跳ねながら甲高い声で明るく喋る姿で人気を博した。口癖は「ギョギョ〜!」。中村有志も「普段からこのまんま」だとコメントしている。当時の学校での愛称は「さかなチャン」もしくは「博士」だった。
その後、魚専門のサイエンスライターとして活動するようになり番組外でも名を知られるようになった。
2010年には、"田沢湖において絶滅した"と思われていたクニマスの再発見に貢献した(詳しくはクニマスの項を参照)。2010年12月22日に翌日の天皇誕生日を控えて行われた今上天皇の記者会見において、同じ魚類学者である天皇陛下さかなクンらの名を挙げて「この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン始め多くの人々が関わり、協力したことをうれしく思います。」と述べたことについて、別途行われた記者会見で「感慨無量です」とのコメントをしている。